アトピーの顔について - 千葉のアトピー治療専門 鍼灸・整体なら「宗気堂」

アトピーの顔について

アトピー赤ら顔の原因とは

アトピーで顔が赤くなる原因の一つとしては、体の中で一番血液を必要としているところは脳ですので、脳を使いすぎたり精神的ストレスがあると赤くなることがあります。又血圧が高めの方も顔が赤くなることがあります。

それから体が冷えているため体を温めようとして、脳の中の自律神経の働きが過剰になっているために赤くなることがあります。又、洗いすぎによる赤ら顔もあります。

洗顔フォームやクレンジングを使用すると顔の皮脂を落としてしまうために、乾燥肌になりかゆみが出て掻くため赤ら顔になることがあります。ステロイドを長年使用していた方は、顔の皮膚が薄くなったり、血管が皮膚に透けて見えるために赤くなることがあります。免疫抑制剤（プロトイピック）を使用している方も赤ら顔になっている方もいます。

顔の症状について

アトピー顔の症状で多いのは、顔がかゆい、顔が赤い、顔だけ治らない等です。圧倒的に多いのは、顔のかゆみが止まらないことです。

顔と頭は血液がたくさん集まるところですので、熱くなりかゆみが強く出ます。顔の赤い症状も個人差があり、赤黒くなる方や、乾燥した赤みが出る方といます。また、浸出液も耳たぶから出やすいので人目に付くのが苦痛になります。

口の周りだけカサカサが取れにくい方もいます。顔や首の皮膚のひび割れも出ます。

顔の治療方法

西洋医学的にはステロイド剤や保湿剤、免疫抑制剤（プロトピック）を使用するのが多いです。東洋医学の鍼治療は炎症を抑えるために顔に鍼をします。鍼は炎症性のものには効果が期待できます。

炎症が治まってくると顔の赤みやかゆみが改善されます。また、皮膚のひび割れにも鍼をすると修復が早いです。顔パックをされている方もいますが効果のほどは不明です。

アトピーの顔治療をしていくうえで参考になるのが、治療経過の画像や写真を撮っておくのも変化がわかりやすくていいです。アトピーの顔に出る症状の一つにビニール肌があります。

これは顔の皮膚が薄くなりビニールのようになっている状態です。赤みもありツッパリ感で症状的には大変つらいです。このような時に鍼を顔にするとツッパリ感も取れて熱も下がってきますので少し楽になります。但しこのようなビニール肌になっているときは日にちを詰めて鍼をしていかないと症状的にはつらいです。

まとめ

アトピー症状が顔に出て悩んでいる方が多いですが、体全体からするとアトピーが改善するのは顔から改善する方が多いですので、安心していただけると思います。

ただし長年ステロイドを顔に使用していた方は赤ら顔が改善するのには時間がかかる場合があります。顔は人目に付きやすいのでカサカサ皮膚を洗い流したくなるでしょうが、とにかく洗わないほうが早くカサカサ皮膚が改善します。

保湿もしないほうがいいです。カサカサ肌で顔が赤くなっている方でお肉を食べない方がいますが、カサカサ肌の方はできればお肉も食べたほうが顔のカサカサが取れやすくなり、かゆみが引いて顔の赤みも改善することがありますのでお肉も食べてみてください。

油に問題がなければフライ物でもいいですが、外食によるお肉のフライ物は控えたほうがいいです。オリーブオイルやココナッツオイル使用であればいいです。

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